入院のご案内
1.入院時の準備について
- ご提示・ご提出いただくもの
■診察券 ■健康保険証 ■印鑑
■限度額適用認定証 ■標準負担減額認定証 - 日常生活用品
■洗面・入浴用具 ■箸、スプーン ■湯呑み
■パジャマ又は室内着 ■下着 ■タオル・バスタオル
■スリッパ(履き慣れた靴等) ■ティッシュペーパー
※病室にはくずかごがありませんのでご用意してください - 当院又は他の医療機関でもらっている現在服薬中のお薬、お薬手帳をお持ちでしたらご持参のうえ看護師までお声をおかけください。
- 寝具類
布団 シーツ 枕 枕カバー等は病院で用意し定期的に交換いたしますので、特にご用意していただく必要はございません。また当院では入院患者様以外の寝具の用意はできません。 - 手術予定の場合
ご準備に関しましては診療科又は病棟の担当よりご説明させていただきます。
2.入院にかかる費用について
入院診療に関する請求は加入されている健康保険の自己負担割合、健康保険法等の規定により確定し請求させていただきます。そのため保険証等に変更があれば、すみやかに1階医事課会計窓口へご提示いただけますようお願いします。 当院では平成22年7月より入院会計方式が従来の出来高請求からDPC包括請求に変更となりました。これに伴い従来の月2回の分割請求から月1回の請求に変更となりますのでご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
食事に係る標準負担額
一般(70歳未満) |
70歳以上の高齢者 |
標準負担額(1食あたり) |
|
上位所得 |
現役並み |
460円 |
|
一般 |
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低所得者 |
低所得者Ⅱ |
90日目までの入院 |
210円 |
91日目以降の入院 |
160円 |
||
該当なし |
低所得者Ⅰ |
100円 |
高額療養費
長期入院や手術等により医療費の自己負担額が高額となることがございます。
負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。
ただし差額室料等の保険外療養費、入院時食事療養費の自己負担額は対象ではございません。
被保険者、被扶養者ともに1人1か月の自己負担限度額は所得に応じ、次の計算式により算出されます。
【70歳未満の自己負担限度額】
対象者 |
自己負担限度額(月額) |
多数該当 |
区分ア |
\252,600+(医療費-\842,000)x1% |
¥140,100 |
区分イ |
\167,400+(医療費-\558,000)x1% |
¥93,000 |
区分ウ |
\80,100+(医療費-\267,000)x1% |
¥44,400 |
区分エ |
¥57,600 |
¥44,400 |
区分オ |
¥35,400 |
¥24,600 |
【70歳以上の自己負担限度額】
対象者 |
自己負担限度額(月額) |
多数該当 |
||
世帯単位 |
個人単位 |
|||
現役並み |
(Ⅲ) |
\252,600+(医療費-\842,000)x1% |
|
\44,400 |
(Ⅱ) |
\167,400+(医療費-\558,000)x1% |
|||
(Ⅰ) |
\80,100+(医療費-\267,000)x1% |
|||
一般 |
\57,600 |
\18,000 |
\44,400 |
|
低所得者Ⅱ |
\24,600 |
\8,000 |
|
|
低所得者Ⅰ |
\15,000 |
\8,000 |
|
※低所得者:市町村民税非課税世帯の者
※多数該当:直近1年間における高額療養適用が4回目以降の自己負担限度
差額室料に関しては以下の表をご参照ください。 ≪消費税込≫
種別 |
本館 一般病棟 |
東館 療養病棟 |
1日の料金 |
特別室 |
305 316 505 506 |
|
\10,480 |
個室 |
|
202 203 211 212 |
\7,340 |
301 302 303 317 318 |
302 303 305 306 |
||
401 402 416 417 |
|
||
501 502 503 517 518 |
|
||
2床室 |
|
201 213 |
\3,670 |
306 315 |
301 313 |
||
403 406 407 408 410 |
|
||
507 508 |
|
療養の給付と直接関係のないサービス等について
社会保険医療と別に提供するサービスを希望される場合は、別途料金をいただくことがございます。
入院会計請求について
- 月末までの1ヶ月分の請求書を翌月10日(土日祝の場合は翌平日)に病室までお届けさせていただきます。1階医事課会計窓口までお支払いにお越しください。患者様が病室に不在の場合は請求書を引き上げさせていただきます。ご不明な場合はお手数ですが、1階医事課入院係までお声をおかけください。午前中は会計窓口が大変混雑している場合がございます。入院中のご精算に関しましてはできるだけ午後2時から午後5時までの比較的混雑の少ない時間帯のご利用をお願い申し上げます。
- 退院時のご請求はナースステーションより「請求書控え」をお渡しします。それを持参のうえ1階医事課会計窓口でご精算よろしくお願いします。
入院中の患者様の他の医療機関への受診について
当院に入院中の患者様が主治医に相談することなく、ご自身の判断により外出または外泊中に他の医療機関(病院、医院)に受診されたり、又は家族の方が投薬等をお求めになりますと、その医療機関は保険請求ができない場合があり、医療費の全額を支払いされることがあります。また当院の診療上も差し支えがありますので、必ず事前に主治医又は看護師にご相談ください。事前に相談されることなく、ご自身の判断により他の医療機関を受診されたことにより発生した事に関して当院は責任をおいかねます。
3.診断書・各種証明書に関して
入院中に診断書・各種証明書等を必要とされる場合は1階医事課受付までお声をおかけください。また退院後、診断書・各種証明書を必要とされる場合は各診療科受付までお声をおかけください。
4.病室について
病室は冷暖房設備、小物入れ付きロッカー、セキュリティボックス、テレビ、冷蔵庫、が備えております。テレビ・冷蔵庫のご利用は各病棟にある自動販売機にてテレビカードをご購入のうえご利用下さい。
特別室には電話を備え付けております。ご利用にかかる料金は入院料金と合わせてご請求させていただきます。病室はご希望に添えないこともございますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
5.地域連携課・医療相談室
当院では入院通院に伴いおこりえる様々なご心配事等について、ご相談をお受けする相談員がおります。どんな些細なことでもかまいませんので、お気軽にご相談ください。在宅生活が継続できるよう医療、福祉、介護サービス等の連携を図りサービス提供の支援をさせていただきます。
《医療の不確実性について》
多くの診療行為は身体に対する侵襲(ダメージ)を伴います。過失がなくとも重大な合併症や事故が起こり得ます。診療行為と無関係の病気や加齢に伴う症状が、診療行為の前後に発症することもあります。合併症や偶発症が起これば、もちろん治療に最善を尽くしますが、死に至ることもあり得ます。医療の不確実性は人間生命の複雑性と有限性、及び各個人の多様性に由来するものであり、低減させることはできても消滅させることができないことをご了承くださいますようお願い致します。
《患者様の安全について》
患者様の状態によっては、入院中に転倒・転落・徘徊が生じることがあります
ので、ご了承下さいますようお願い致します。また、ご家族の同意を得た上で
行動制限(抑制・拘束)を実施する場合がございます。
なお、外出・外泊は、主治医の許可がある場合のみとなります。
その際は、ご自身で十分に安全にお気をつけ下さい。