人工関節とは/人工関節センター
人工関節とは
近年日本は長寿社会となり、加齢とともに関節の軟骨がすり減ることが避けられない状況にあります。関節の軟骨がすり減ることにより、痛みならびに変形が生じ、長く歩けない、階段の昇り降りがつらい、靴下の着脱、爪切りができない、極端な場合は立つこともできなくなることさえあります。いずれも軽いうちは投薬や注射、リハビリ、装具療法などで痛みのコントロールができますが、進行すると人工関節置換術が必要となります。すなわち人工関節置換術とは関節のいたんでいる部分を取りのぞき、特殊な金属とポリエチレンなどの人工のものに取り替えて、痛みのない快適な生活に戻っていただく手術です。